サラリーマン金太郎
四月一日。晴れて社会人に。
そんなサラリーマン記念日に。
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言わずと知れた
本宮ひろし先生の日本人への応援歌。
命がけの喧嘩の連続、
血潮のたぎるような文言の炸裂、
作品中にちりばめられている。
ここでの「サラリーマン」とは
自分の生き方・信念・美学をただ貫く。
そんな職業だ。
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もちろんこんな時代に
金太郎的な体当たり人生が送れるとも思わないし、
そもそも「自分の生き方」なんて常に明確なわけじゃない。
だから僕らはまず、
それを問い続けるところから
はじめなきゃいけないのかもね。
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会社、ビジネスといったフィールドでは、
自分と自分が許せないものとの戦いの繰り返しであり、
「最後には大事な人に還元していく」という
ルールを守らなきゃいけない。
そんなことを読後に思う。
和