[future] ロボットマンガ

kido-nobunaga2004-03-27


福岡へ帰省する新幹線の待合室で一つのニュースが流れた。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0325/tmsuk.htm 


インタビューを受けている人は
以前から注目していた高本陽一社長だった。
北九州のロボットベンチャーの経営者で
日本でも有数の技術開発者だ。


まだ実用レベルではないとはいえ
ボケ防止のペットロボットたちから一歩進んで
災害救助を視野に入れて開発が進められている。




こんな近未来の予感がしたところで、
ロボットとマンガ、について。


いつの時代も必ず
ロボットマンガはブラウン管から
子供たちにメッセージを送り続ける。
鉄腕アトムドラえもんのツートップは不滅だろう。)


ロボット技術者を志すひとでなくとも、
必ずやどこかでロボットマンガを通ってきたはずだ。
それが悲観的にせよ、楽観的にせよ、
未来への想像力・創造力の一部に影響してるに違いない。




ラスコー・アルタミラの壁画の時代から
人間は「自己複製願望」なるものを持っている、
という学説がある。


シリコンバレーでロボット研究をする研究者は
「なぜロボットをつくるのか?」との問いに
「FUNだよ、FUN。それ以上は何もない」との答えをしていた。


理由なんてなくて、
ただ自己複製願望がうずくだけ。
ということだ。


パーマン」に出てくるコピーロボット
ある意味究極の形なのだろう。
(あったらあったで目の前いるロボの自分にムカつきそうだが。)





ロボットマンガの話に戻して、
人間との距離感で大別すると
以下のように分類が可能かもしれない


1、家族・友達型

意思・感情があり、コミュニケーションもとってくる。
「ロボット」ということをあまり意識させずに、
人間の心に踏み込んでくる。
ドラえもんは間違いなくここに属する。


2、兵器型

ロボット本体に意思などはなく、
人間に操作されるか、あるいはプログラムで自動制御していくタイプ。
ガンダムがその代表例。





ざっくり分けたところで
今日のところは深く掘り下げたりすることはせずに
問いかけにとどめる。


ロボットとは人間にとって何なのか?
その問いの前にまず
人間とは何なのか?


こういった問いがたつのだけれど、
マンガではどこまで語られているのだろうか・・・